安心と信頼、WacomのWQHD液タブ Cintiq16レビュー

以前までXP-PenのArtist Pro 16 (Gen 2)を使っていました。
https://kamrev.com/2024/08/18/artist-pro16-2/
しかしペン先と実際に入力される場所のずれが気になり、ストレスMAX
1年間ほど我慢しましたが、限界に達しました。
やはり中華液タブは信用できないということで、安心と信頼のwacomに出戻りすることにしました。
Wacom Cintiq16の利点
- 安心と信頼のwacom製
- WQHD画質と16インチでピクセルが目立たない
- マット加工で反射防止
- P3の広域色対応
- プロペンは3ボタン対応
- 映像出力できるtype-c搭載であれば、ケーブル一本で運用可
- 公式サイトで購入すると最大2年間の延長保証あり
- 正確なペン入力精度
- 視差はほぼゼロ
デメリット
- 皮脂が目立つ
- 付属ペンが細い。持ちずらい
- HDMIケーブルの付属なし
- type-c以外の接続方法だとケーブルが3本別々の接続となり、煩雑
- やはり値段が高い(キャンペーン適用でも10万越え)
- 液晶のため、数年後の劣化が懸念
◎:正確なペン入力精度
これのためだけに購入しました。
絵画のような絵の具ツールを使って色を重ねていく用途であれば、多少許容できますが
線画を描いて色を付ける場合、ペン精度は重要です。
線と線を繋ぐときの描き直しが減少します。

いやーこれですよ。これ

Artist Pro 16 (Gen 2)の場合。描写位置がずれていて使いずらい
これだけで私は満足です。
筆圧検知は16384段階から8192段階に下がりましたが、全く気になりません。
カメラ業界の無意味な画素数戦争と同じで、数値だけですね。
使い勝手には影響しません。
×:皮脂が目立つ
これは明確にArtist Pro 16 (Gen 2)の方が良かったといえますね。
今回のCintiq16はマット加工が弱いのか、結構油汚れが目立ちます。
しばらく使っていると……

こんな感じになります…..
「画面消してるからだろ」と思われるかもしれませんが、
使用中でもだんだん画面にテカリが出てくるので、色ずれというか虹色のようなぎらつきが出てきます。
フィルム張るのは嫌なので、次回作では改善してほしいですね。
◎:P3広域色ディスプレイ
P3という色の再現性が高い色域をカバーしています。
わかりやすく言うと、IPadPro並みの液晶の綺麗さがあるということです。
旧Cintiq16はSRGB止まりだったので、とてもきれいになりました。
まぁ10万もするのでね。このくらいの性能はあって当たり前だと思いますが。

○ : プロペン
プロペンは最新モデルの採用となっています。
カスタムボタンが3つになり、使いやすくなりました。
ただ不満なのは軸の細さ。
細すぎて持ちづらいです。
純正オプションを購入し解決しましたが、
付属品にしてくれよと思いました…..(結構高いし…..)
あとこのペンの謎ギミックとして、ペンの半分を回転させて分離することができます。
これが使用中に勝手に回転。緩んできます。
微妙にストレス。
まぁおもりを入れて、ペン重量を好みに変更できるということなのでしょうが、
ネジ式なのがだめですね。
接着剤で固定したい気分です…..

純正オプションのゴムグリップ装着
×:type-c以外の接続方法だと、ケーブルが3本別々の接続となり、煩雑
3本のケーブルが別々を別々に配線しないといけないので、面倒です。
しかもHDMIケーブルが付属しないというね….
デスクトップパソコンの利用者は高確率でMini-HDMIケーブルを用意する必要があります。
しかも下記画像を見てもらえばわかりますが、ごついパーツがついているケーブルだと挿すことができません。
純正(4000円‼)以外のケーブルを利用する場合は、ご注意ください。
私はELECOMのスーパースリムHDMIケーブル(1400円)を別途用意しました。
ケーブル一本付属させることはできなかったんでしょうか……
Artist Pro 16 (Gen 2)の場合、3本のケーブルを一本にまとめて配線できていたので便利でした。
昔のCintiq16も確かそのような仕様だったと思うのですが、不便になりました。

◎:WQHD画質で16インチのベストバランス
16インチなので一般的なデスクに置くことができます。
画質もバランス良し
FLLHDは正直液タブには性能不足なので、最低WQHDだと思いますね。
モニターと違い、目の距離が近くなるので粗が目立ちやすいです。
またメニュー表示もFLLHDだと窮屈になるので、今から購入する方はWQHDにしましょう。

メニューの文字もくっきり見える
まとめ
10万円を超える製品なので、もう少し何とかならなかったのか?
と思う点もありますが、個人的には購入してよかったと思います。
イラストによる収入はないので、赤字ですが…
まぁ趣味で使うだけの端末に10万円は贅沢品ではあります。
wacomならではの動作の安定性(ドライバ含めて)は健在なので、使用中のストレスは少ないかと思います。
中華液タブは不安という方は、選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
これが有機ELディスプレイだったらね….手放しにお勧めできていましたが。




