ポケットの中に高級コンパクト 中古でお手頃価格 panasonic lumix-lx5
世代が古いコンデジでも、日中などコンディションが良い場所だと現行機に負けない写りをするカメラもあります。
今回紹介するコンデジは写真の四隅まで抜群の解像力を発揮する、皆の憧れライカレンズを搭載。
加えて味のある濃い発色をするccdセンサーを搭載しています。
中古価格1万円台と入手しやすいのもポイント。
といいますか4.5万もしくはそれ以上の値がするコンデジを持ち運ぶのは怖いのです。
コンデジはセンサーにゴミが入ると即死。高い費用を払ってセンサクリーニングに出す必要がでます。
現行機種だと値段が高すぎてポケットに入れるのも億劫になりますが、1万円くらいのものだといい意味で雑に扱えます。
Lumix Lx-5の利点
- 切れ味抜群、解像力があるLeicaレンズ搭載。24-90mmと実用性の高い画角をサポート。
- 現在はほぼ生産されていないCCDセンサー搭載。濃い色の発色で味のある表現
- 1/1.7サイズのセンサーと程よい画素数で、スマホカメラを上回る画質(切れ味抜群、キレッキレの画像)
- 金属ボディで所有感を満たせる。
- ワンボタン、ワン機能。直感的操作で快適な撮影が可能
- ステップアップズーム機能で焦点距離がわかりやすい。
- 24mmスタートで手ぶれ補正装備
デメリット
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- 高感度に弱いCCDセンサー、暗い撮影場所だと撮影困難(iso400でノイズ感あり)→白黒モードにすると逆に味かも
- レンズむき出し。(自動開閉キャップの追加購入がおすすめ)
- 絶妙に握りにくい(指が窮屈)
- 起動が少しもっさり気味。(大体5秒位?)
- オートモードが優秀なのに、ステップアップズーム機能が使えない
外観
電源を入れると存在感がある主役のレンズがコンニチハ。
F値は2.0-3.3
比較的明るいレンズを搭載し、leicaのお墨付き。
写真の隅々まで解像する高性能レンズ。
このカメラには自動開閉キャップかレンズキャップが必要になります。
自動開閉キャップは単品で買うと地味に高額なので、付属している中古品を買うとお得です。
レンズ側面にフォーカス設定とアスペクト設定があります。
マクロ
個人的にはマクロ設定は液晶側にあったほうが便利だと思いました。
マクロモードのまま風景を撮ろうとしてピントが合わないということが度々発生。
ですが機能面では文句なしです。小型センサーの得意分野であるマクロ撮影。
この機種も強力なマクロ機能を搭載。被写体に接触しそうなほど寄ることができます。
アスペクト機能
アスペクト機能は使ってみると以外に楽しいです。
lx-5のアスペクト機能はトリミングではなく、センサー自体の使う範囲を変更するというもの。
これによって真のアスペクトを実現しているらしい。
風景を16:9で撮影すると映画のような雰囲気になり、より広い範囲を収める事ができます。
通常のトリミングだと写真を切る取るため、撮影範囲は狭くなってしまいます。
表示が無駄にでかいです。誰にでも見やすいユニバーサル仕様。
ですが肝心のF値とシャッタスピードの表示は普通サイズ。
基本的に1ボタン1機能。
もともとハイエンド機だけあって上質な触り心地。
カチッっとした感触で操作しやすいです。
ただ再生ボタンは少し沈んでいるため若干押しにくいです。
シャッターボタンは碁石のような盛り上がりがあり、押しやすい形状になっています。
実写
夕焼で輝く都庁。
ビルの輪郭もくっきりとシャープに写し取る。
自動開閉キャップのお陰で、ポケットから取り出してスナップ。
奥のビルの骨組みもくっきり確認できます。
両手を挙げて少々高い位置から撮影
自由な体勢でシャッターを切る。
コンデジほど自由なカメラはないのかもしれない。
トーン再現も滑らか。
おしゃれな駐輪場を発見
自転車のパーツが散りばめられて装飾されていました。
そういえば中学の頃、よく自転車のサドルが盗難されてたなぁ・・・
まとめ
センサーサイズが小さいため、光量が足りない場面では満足な撮影は厳しい本機。
ですが日中であれば話は別。
キレのいいleica認証のレンズは、明るさも十分でスマホとはワンランク上の写真撮影が可能。
コンパクトサイズでありながら、数々のボタンやスイッチで操作性も充実。
ポケットに忍ばせてスマホとは一味違う写真を残して見ませんか?