1万円前半でコスパ良、圧迫感のない装着感 完全ワイヤレスイヤホン JBL Tune Flex
スマホをGalaxyに機種変更したのはいいものの、この機種はイヤホンジャックは非搭載
今までは音を聞くときipadなどを使っていましたが、ついに面倒になり最近流行りの完全ワイヤレスイヤホンを購入しました。
完全ワイヤレスイヤホンは小さいバッテリーが電源のため音質には期待できないこと、加えて劣化があるため寿命が2~3年という点を踏まえ、1万円台前半で選定しました。
JBL Tune Flex の利点
- スケルトン仕様で目を引くデザイン
- ノイズキャンセル、イコライザー、標準的なバッテリー持続時間と主要なスペックを備える。
- 良心的な価格設定(1万円台前半)
- 圧迫感のすくない装着感(apple earpotsと似た使用感)
- androidスマホだと接続が簡単(ケースを開ければ自動接続)
- 中音域から低音寄りにチューニング、聞き疲れしにくい
- 遮音性が高くないので、ウォーキングなどのシチュエーションに最適
デメリット
- 滑りやすい材質なので取り出しにくく、落としそうになる
- イヤホンのノズル形状が独特なので、社外品のイヤーチップは限定される
- ノイズキャンセル機能の効果がマイルド(新幹線の音は余裕で貫通する、飲食店の騒音はほぼ防げない)
- タッチ操作に癖あり、イヤホンの位置をずらそうとして反応してしまう。
- ノイズキャンセル機能などをイヤホン単体ではオフにできない
- 細かいチリなどが混入すると目立つ(特に今回取り上げる白モデル)
- マルチポイント非対応
外観
スケルトンはロマン。
ただホコリなどのゴミが付着すると目立ちます。
androidの場合、スマホ側のBluetoothをONにしていると、自動で接続してくれます。
新規に接続する場合は上記の状態で待機。するとペアリング状態になるので、スマホやタブレット側で接続設定をします。
ロゴの上部の3本メーターでケース本体のバッテリー残量を表示します。もちろんスマホでも%残量を確認できます。
充電端子はもちろんtype-c
最近の無線イヤホンは充電なしでも6時間の連続使用ができるということで、昔よりはだいぶ改善されてるといった印象。
ケースだけでなくイヤホン自体もスケルトン
ケースと違ってこちらはぎっしりと部品が詰まっています。バッテリーが一番体積をとっていることがわかります。
今後の小型デバイスはこのバッテリーがどれだけ小型化できるか、に命運がかかっているのかもしれません。
形状はアップルのイヤホン ear podsのような形状。そのため遮音性は低い部類。もちろん付属のシリコンチップを使えば多少改善されますがカナル型には敵わないでしょう。
遮音性よりも装着感を重視される方向けの仕様となっています。そうなるとノイズキャンセル機能が重要だったりするのですが、これが微妙。
ライバルのanker Soundcore Liberty 4も試聴したのですが、あちらのほうが強力。
飲食店での使用は厳しい……
この機種目玉機能として「オープン型と密閉型で装着感を選べる2ウェイデザインモデル」があります。これは付属のシリコンチップを使い分けることで2つの装着感を得られるというもの。
機能としては面白いですが、正直面倒くさいので使い分けはしていません。カバンにイヤホンチップのケースを持ち運ぶ人が果たしているのか・・・
音質
そもそも音質に期待していないので、不満はないです。もちろん有線イヤホンと比べるとやはり違いがあって、一番大きいのが音に芯があるかないかだと思います。
このイヤホンは音場は広いですが、ふわっとした印象でちょっと低音が目立つかなといった印象。
やはり電源にどれだけ余裕があるのかが大きく関係しているのかなと感じました。いっその事ダイナミック型をやめて小型のバランスド・アーマチュアにすれば、空いた隙間にバッテリーが配置できて良いのではと素人の自分は考えてみたり。
まとめ
所詮完全ワイヤレスイヤホンは使い捨てです。それを踏まえて低価格でバンスよく機能を備えたイヤホンを求める方も多いのでは。JBL Tune Flexはそんな条件にピッタリでしょう。競合製品も多い価格帯ですが、軽い装着感とメカニックなスケルトンデザインはこのイヤホンしかない魅力。気楽に音楽を楽しむには最適なイヤホンでした。
→おまけ
最近のイラスト(趣味で書いてます)