WQHDで180hz駆動、超解像度機能込みの全部盛ディスプレイ IODATA GigaCrysta
以前までEizoのfullHDディスプレイを使用していました。
自動調光機能があり使い勝手には満足していましたが、複数ウインドウを並べた際に窮屈さを感じるようになりました。
そのため上の画質であるWQHDのディスプレイに興味を持ち始めました。
既存のディスプレイは縦表示にして2画面体制に移行する計画です。
液タブも使用しているので3画面表示にしていますが、使い勝手も含めてレビューしていきます。
尚製品の正式名称は「IODATA ゲーミングモニター 27インチ GigaCrysta WQHD 180Hz AHVAパネル ブラック」となります。
もくじ
IODATA GigaCrystaの利点
- 機能全部盛で破格の4万円台(27型,WQHD,180Hz駆動)
- リモコン付きで設定変更が楽
- AHVAパネル採用でIPS液晶よりも発色がきれい(特に赤色)
- 角度、高さ調整が簡単
- 超解像度(アップスケーリング)機能でfullHDコンテンツも全画面で綺麗→アニメ視聴に最適
- ジョイスティック操作ですべての操作が完結
- 背面にイルミネーション付き
デメリット
- 発色がきれいな反面目が疲れやすい印象(慣れの問題?)
- Eizoディスプレイと比較するとスタンドの作りが安っぽい
- 最大でも60秒間無操作だと消灯する(”消灯しない”ができない)※動画再生などしていると消えません
- 内臓スピーカーは貧弱
外観
24インチと比較すると全体的にサイズアップ
スタンドの組み立ては基本ねじ止めになっています。
中央下にジョイスティックがあります。右に傾けると次の階層へ、左は戻る、押し込みで決定です。
ボタンを探す回数が減るので便利。
それも面倒な場合はリモコンも付属しているのでこちらを使うのがベスト。
複雑なメニューの階層を辿らずとも、ワンボタンで設定の変更が可能です。
※amazonではリモコンなしモデルも存在します。ご自分で検索して購入する際はご注意ください。
色だけでなく映像もくっきり鮮明になっています。イラストの閲覧にも最適です。
実機だと明確に違いが判りますが、写真では分かりにくいかもしれません。
映像アップスケーリング機能
本機は珍しく映像をアップスケーリングする機能を内蔵しています。つまり表示されるものすべてにこの処理を施すことができます。
RTXなどのグラフィックボードにも超解像度技術はありますが、特定のサイトに限定されるデメリットがあります。
Dアニメストアなどはこのグラフィックボードの機能をサポートしていなかったと思うので、このディスプレイが優位です。
さらに2つのアップスケーリングを重ねることで、さらに映像をきれいに表示することができるわけです。
fullHDが大半のアニメ視聴に最適な理由、お分かりいただけたでしょうか?
解像度が違うディスプレイの併用について
フルHDディスプレイは縦表示、WQHDディスプレイは横表示で併用中です。
設定はwindowsのディスプレイ設定で不便はありません。
実際使用してみると解像度の影響よりも、パネルの種類による映像の鮮明さの違いが気になります。
従来のIPSパネルは若干文字がぼやけて見えます。単体使用だと全く気になりませんが、隣にAHVAディスプレイが並ぶことで違いが目立ちます。
実用上は全く問題ないので、不便に感じることは少ないと思います。
ただAHVAディスプレイに統一したくなる、新たな物欲は発生するかも……
まとめ
今回はAmazonブラックフライデーで3万円台まで値引きされていたので、勢いで購入しました。
別機種だと量子ドットを採用したモデルが人気だったりしますが、海外メーカーのためドット抜けや保障が不安でした。
新品価格4万で購入したEIZOディスプレイも、4年目で故障したので安心を求めて国内メーカーを選びました。
性能面では妥協なしの高スペックで、画面切り替え速度は脅威の180hz。(マウスのスクロールぬるぬる~)
リモコンも付属し操作性も確保されています。
WQHDディスプレイが欲しい…でもゲームに使える性能も必要…という欲張りなそこのあなた!1台いかが?