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2023年9月24日
今回はオーディオ好きならご存じであろう、A&norma SR25 MKIIをレビューしていきます。
近頃は中古でもandroid搭載のdapが豊富です。値段も4万円台のものが多く、手を出しやすい時代になってきました。
その中でもandroidをカスタマイズし、独自UIを採用しているのが今回取り上げるAKシリーズとなります。
とはいえアプリも使用可能なため、ストーミングサービスも対応しています。
これまでandroid非搭載のウォークマンを愛用していた方の乗り換えにもお勧めです。
きっかけはバッテリー残量の急な減少でした。100%充電のあと未使用にも関わらず60%に減少していました。
そのあとケースを外してみるとバッテリーが膨張してました。びっくりしてそのまま修理に送りました。
2週間も経たず返送されたので、想像以上に速い対応をして頂きました。この点はさすが老舗だなと感じました。
古い端末であれば諦めがつく上記の異常。しかしこのsr25mk2は2021年製です。これはなにか原因があるのではないかと考え、調べてみました。
すると同様にバッテリー異常で修理に出したというブログを発見しました。
これはもしやと思い製品ページを探ってみると「充電について」という情報が掲載されていました。
5V2Aより高い出力の充電器を使うとバッテリーに負荷がかかるため、注意しろという内容でした。バッテリーの膨張に繋がるとも記載されていました。
これを見て思ったのは、「だったら付属でACアダプター付けてくれよ」でした。
この点はもう少し分かりやすく周知するなどの努力も必須だと思います。
因みに最新機種のsr35も対象なので、オーナーの方は要注意ですよ
akシリーズといえばこの独特のデザイン。
筐体の端からナイフで切り落としたような、どこか数学的なデザイン。
世代が変わるごとにこの切り落とし箇所を変え、差別化を図っているようです。
イヤホンジャックは一般的な端子が勢ぞろい。
これで不満がある人はほぼいないでしょう。
akシリーズこだわり?のボリュームノブは右側面
クリック感がありますが、くるくる回りやすいです。
異なるイヤホンを使う時、瞬時にボリュームを変更できるので便利です。
反面軽い力で回るため、取り出す際に誤動作しやすい。
ただこれは対策可能で、画面消灯時のみボリュームノブをロックする設定があります。
(ということは画面を点灯させないと音量調整できない…..)
気になる方は設定のチェックをお忘れなく。
どの角度から見ても、変化があるので眺めていても面白いデザインです。
ただ筐体下部は角が鋭利なので、握ると刺さります…
親指の付け根あたりにダイレクトアタック。
ケースの導入をお勧めします。
左側面に電源、早送り、停止・再生、巻き戻しボタン
小さくて、4つとも形状が同じなのでブラインドタッチには慣れが必要。
他社のdapでは味わえない、工芸品のようなデザイン。光のあて具合で模様が変化します。
これも私がak機を購入した理由でした。所有感が満たされます。
別売りで純正ケースもあります。
本革に見えますが、フェイクレザー。その分プライスダウンしているので消耗品と考えればそれでもいいかな。(とはいえ7000円以上もする…)
サイズ感も相まって、グリップ感は抜群
ただ画像のような明るいカラーだと、角に黒い汚れが目立ちます。
またボタン操作も難しくなるので、工夫が必要ですね。
再生画面は普通、3.6型で解像度がHDなのでキレイ
ドットも気になりませんが、若干白飛びしやすい印象。
専用オペレーションだけあって、動作はサクサク。
左下に戻るボタンを配置できるのも最高。
待機時のバッテリー消費も少ないです(wifi offで1時間に1%程度)
やっぱり専用OSがいいです。音楽プレイヤーを操作するワクワク感があります。
しかし最近はスマホと同レベルのandroidを搭載するのが主流。
それだとスマホ2台持ちと変わらないです。
ロックやホーム画面を経由しないといけないし、それならトングル型DACをスマホに繋いだほうがいいのでは…と考えてしまいます。
音質もいいですしね…..
なのでAK機はこれからもこの独自osを貫いてほしいです。
個人的には再生オプションの設定にカスタマイズ性を持たせてくれると嬉しいです。(たとえばアルバムをまたいでの連続再生とか…..)
シングル曲だと一曲再生して停止….本体を取り出して選曲の繰り返しでうんざりします。
歌詞を登録すれば表示も可能。(でも歌詞ピタのようなサービスが現在ないので使わない……)
音量調整
ライン出力設定
アナログアンプへの出力に便利
androidベースのカスタムUIなので、通知センターのような機能もあります。
設定の変更もここで可能。
amazon musicにも対応(サイドボタンも機能します)。
ただ動作はカクカクで、強引にスクロールを繰り返すと処理落ちすることもあります。
ゆっくりと操作してあげましょう。
これには批判的なレビューが目立ちますが、高性能チップを搭載すると、明らかにバッテリー持ちが悪くなります。
結局スタミナと操作性のトレードオフになるので、個人的にはこのままでいいと思います。
それにダウンロードさえしてしまえば、再生は問題ナシ
プチノイズや音切れなどもありませんでした。
正直サブスクリプションサービスのアプリは重すぎるので、もう少し軽量化してほしいと思いました。(特にAmazon)
代表的なサブスクはダウンロードできるようです。(apple musicもあり)
この機種を選んだもう一つの理由。The compact.
高さが低いので服のポケットに入れやすいです。
この筐体に3150mAhものバッテリーを積んでいるのだからビックリ。
type-c端子の良い点は、拡張性が優れていること。
過去にレビューしたcayin ru7を接続。
sr25 mkiiの優れたバッテリー容量で、消費電力が多いru7でも再生時間が稼げます。
ただし急速充電には非対応。type-cの優位性が半分失われています。充電器との相性に要注意です。
micro sdにもちろん対応
オーディオ専用高級sdカードを使っています。ぬかりなし。
walkman zx100からのステップアップだとおそらく感動したと思います。特にバランスの出力が高く、イヤホンを十分に駆動できます。
昔のwalkman高級機や中級機からのステップアップだと音質向上を実感できるでしょう。
だたちょっと前にトングル型dacのcayin ru7の音質に触れてしまった私。
正直音質のレベルはそれと同レベルだと感じました。ノイズの多い少ないなどはあるかもしれませんが、わからんというのが感想。
ただ音の傾向の違いはあって、sr25はボーカル重視かつスピード感があります。
特にボーカルはビックリするくらい解像感があります。楽器が多い曲でも埋もれることがなく、歌詞も聞き取りやすい。
ru7はゆったり音質でサウンドトラック向けと感じましたが、こちらはアニソン向け。
どちらが良い悪いではなく個性ですね。使い分けが重要。
ただしアンバランス出力については進歩があまりないというのが素直な感想。
バランス回路はチップを増やしdual構成にすることで、出力値を稼ぐことができます。
しかしアンバランスではその手が通用しません。加えてポータブル機では電源の課題もあって、出力が控えめなのでしょう。
個人的にはアンバランスの音も好みなので、後続機種では注力してほしいなと感じました。
もちろんウォークマンと比較すると出力が高いので、入門向けイヤホンだと十分な力があります。
ただfinalのE5000だと音量は十分ですが、鳴らしきれていないなーと感じますね。
一時期トングル型dacのcayin ru7を使っていましたが、取り回しが悪く面倒になってしまいました。
スマホもバッテリー消費が激しく、記憶容量も限られていた(sd非対応)ので使いずらかったです。
そこで今回のak sr25 mkii。
音楽ストリーミングに対応、音質もシーラス・ロジック製チップ搭載でハイレベル、バッテリーも長持ちコンパクトということで個人的にとても満足な買い物でした。
このsr25のビルドクオリティが良かったので、ak pa-10も欲しくなってきたぁ….
なぜかsr25 mkiiのAmazonページがないので高級sdカードのリンク貼っときます。
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