もはやコンデジ。サブカメラにも最適なコンパクトミラーレス一眼、canon eos m2+ef-m 22mm F2 stm
こんにちは。久しぶりのレビュー記事、書きます。
今回紹介するのはcanonのミラーレス一眼、eos M2です。
※eos kiss m2ではないため、ご注意を。
コンパクト且つデザインも好みだったのでレンズとセットで中古で購入しました。
本機種は2013年に発売されたものです。
eos M2の利点
- コンデジ感覚で使えるコンパクトさ
- タッチパネル搭載で直感的な操作が可能
- 遊び心あるデザイン
- APS-Cセンサー搭載で高画質
- 中古が安い(ボディのみ、約1.5万円~)
- 中古レンズ(ef-m 22mm)も安価(約1.5万円~)
デメリット
- 将来性がないマウント(新しい専用設計のレンズはもう出ない)
- マニュアル操作は×(タッチパネルで変更のため)
- ストラップ取り付け部が独自機構
- コンパクトな反面、グリップ性が悪く握りにくい
外観
今回はコンパクトさを活かすため、パンケーキレンズのef-m 22mm f2も購入しました。
購入前、写真で見たときは安っぽく感じたのですが、実際に手にしてみると表面は陶器のような質感で高級感があります。
シャッターボタンはプラスチックとなっています。
レンズ交換式なので別売りのマウントアダプターを使用すれば、キャノンの豊富なレンズ群を使用することができます。
本体に手振れ補正機能はないので、望遠レンズを使用する場合はレンズ内手振れ補正を備えるレンズをお勧めします。
側面はプラスチックですが表面加工のおかげか安っぽさはあまりないです。
ストラップの金具は特殊なので注意が必要です。
他にストラップホールはありません。
メーカーと製品名ロゴの部分は彫り込みがあり、濃いめの灰色のインクが流し込まれています。コストが掛かってますね…..。
個人的に好きな部分。リモコン受光部に丸みがあって、とてもかわいい。
ホットシューを搭載しているのでcanonのフラッシュも使用できます。
(すべてのアクセサリーが使えるのかは不明)
大まかなモード設定はシャッターボタン周りにあるダイヤルで行います。
MモードやAvモードなどは1か2に合わせた後、タッチパネルで調整します。
カメラ側で案内表示してくれるので、初心者の方でも安心できると思います。
オートで撮影する場合は緑で書かれている、一番左のマークに合わせます。
背面。
タッチパネル液晶と必要最小限の物理ボタンを備えています。
F値やシャッタースピードなどの操作は主にタッチパネルで行います。
タッチ操作は想像以上にキビキビしていて快適です。
最近のスマホと遜色ない操作性です。
撮影モード中にINFOボタンを3度押しすると、一眼レフと同様のメニューを表示できます。
canonのカメラを使っている方は馴染みやすいと思います。
他の方法でも設定できるのですが、やはりこちらのメニューのほうが分かりやすいですね。
2013年発売と少し古いカメラですが、液晶の画質はきれいです。
これ以上の性能は必要ないと思います。
タッチでAFポイントをピンポイントで指定できるので便利です。
AF性能は普通だと感じます。景色や物撮りの用途では必要十分です。(迷う時もありますが….)
RICHOのGRと比較すると、こちらの方が数倍快適です。
eos mシリーズを使うならこの単焦点レンズ。焦点距離22mmでF2の明るさ。
35mm換算で約35mm画角となります。
景色を撮ったり、被写体に接近してマクロ撮影も可能です。
最短撮影距離は0.15mmでかなり寄れます。
背景をぼかした撮影も可能で、APS-Cセンサーの強みを生かせる画角となります。
フィルター経は43mmです。
後玉は前玉と比較すると、若干大きめ。
外装はアルミのようで金属の質感がたまりません。
フォーカスリングにはローレット加工がされており、操作性の向上に貢献しています。
使用中はこのように繰り出します。
バッテリーとsdカードは下部に収納。
撮影枚数は約230枚程度。あくまでサブカメラなので個人的には困っていません。
高級コンデジの代名詞?sonyの1インチセンサー搭載のrx100と比較。
センサーサイズを考慮すると、M2 は十分コンパクトです。
イマイチな点
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タッチパネルの誤操作
ふと撮影しようとすると、メニューが開いていたりします。設定でタッチパネルの感度を2段階調整できるので多少対策はできます。
ただ完全には防止できません。
仕方がないと割り切って使うしかないですね。
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ef-mレンズの種類が少ない
マウントアダプターで対応できるとはいえ、その分かさばってしまいます。
本体のコンパクトさが生きるためには、やはり専用設計されたレンズは必要です。
が、コンパクトな単焦点レンズは今回取り上げた22mmのみなのが現状です。
50mm画角やマクロレンズなどもありますが、ちょっと高めなのと大きい…..
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やっぱり物理ボタンが欲しい
タッチパネルは一見わかりやすくて便利そうですが、操作がパネルに集約されているため複数の項目を変更したい場合、逆に複雑になります。
物理ダイヤルは最低二つは必要ですね。
まとめ
35mm単焦点カメラとして使う分にはとてもいいカメラです。
タッチパネルの操作感も良好で、ef-m 22mmと組み合わせた状態のサイズは文句なしです。
レンズ交換式なので故障のリスク分散にもなるのも利点です。
中古も手を出しやすい価格になっているので写真で遊んでみたい方、いかがでしょうか?
最後に作例を1枚。