こんにちは！
今回はclip studioでの線画の色付けの方法について紹介していこうと思います。
一般的に色トレスとも呼ばれます。
題名にある通り自分は初心者で初歩的なことしか書けません。
が、これからデジタルイラストを始めたいと思っている方に少しでも参考にしてもらえると嬉しいです。
学校で同級生同士で教えあうような感覚で、読んでもらえたらと思います。
色トレスとは
簡単にいうと線画と塗りをなじませる工程のことをいいます。
色トレスの必要性
色トレスをするかどうかは、どんなイラストを描きたいかで変わってくると思います。
・色トレスは不要
色の境界線がはっきりとしている、アニメ塗りを用いる場合必要ないかもしれません。
・色トレスが必要
もしあなたが水彩筆などのツールをつかい、全体的に柔らかい印象に仕上げたいとき、色トレースをしてみるといいかもしれません。
・比較として先日私が投稿したイラストを出したいと思います。
→色トレスなし
→色トレスあり
いかがでしょうか。
手や顔の輪郭を見てもらえると違いが分かりやすいです。
下（色トレスあり）のほうが柔らかい感じがしませんか？
色トレースの方法
色トレースにはいくつか方法があるのですが、今回は色トレス用のレイヤーを新たに作成する方法を紹介します。
①線画を用意します。（今回は四角形にしました）
②色トレス用のレイヤーを新たに作成します。（線画レイヤーの真上に置いておきましょう）
③新しく作成したレイヤーを選択し、「下のレイヤーでクリッピング」ボタンを押して、クリッピングします。（赤い目印がつきます）
④そのまま好みのツールで、好きな色で塗りましょう。すると線にだけ着色できると思います。
終わり
まとめ
今回は色トレスの方法について、簡単にですが説明してみました。
私自身最初この方法が全く分からず苦労した記憶があるので、取り上げてみました。
今回は「下のレイヤーでクリッピング」する機能を使いましたが、これは色トレースだけでなく他の作業にも使える便利な機能です。（詳しくはまた別の記事で….）
覚えておいて損はないと思います。
ではまた次回の記事でお会いしましょう。