必要十分なスペック、おすすめ中古グラフィックボード:radeon rx480 8G
今回はグラフィックボードを取り上げたいと思います。
なぜこんな古いグラボについて書こうと思ったのかというと、現在使用中なのと自作で安く組みたいと考える人がいるかなーと考えたためです。
2021年にもなってこんな性能のグラボをレビューしようなんて人はあんまりいないのではないでしょうか。
今回はsapphire製のグラフィックボードを紹介しています。全体的に作りがよく静穏性にも優れ、所有感も満たしてくれるのでオススメです。
Radeon rx480の利点
- 安い(中古価格で約1.5万円~2万円台)→グラボ価格高騰により現在1.5万~4万円台に上昇
- 大体のゲームが動作可能(ゲームのグラフィック設定を煮詰めるとより快適)
- VRAMが8GBもあり安心(4GB版もあるので購入時はご注意ください)
全面は2連ファンが占め、とてもシンプルなデザインです。バックパネルもありそこそこ重量もあります。
一時期バックパネルのないグラボも使っていたのですが、やはりあったほうがいいですね…取り外しの際に指が痛くないですし見栄えがいいです。
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側面もすっきりしており、使用中はsapphireの文字が光ります。側面がガラスのpcケースを使っていると、外から見ていいアクセントになり、かっこいいです。
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補助電源は8pinとなります。場所が少し独特で、グラボの側面ではなく後方にあります。
自分は550wの電源で使用していますが、問題なく使用できています。
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出力端子はDVI×1、HDMI×2、Display port×2となります。
最近のグラボはDVI端子が省かれるようになってきましたが、こちらは様々な端子を備えています。
比較的古いディスプレイにも対応できます。
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取り付けた様子。筐体がコンパクトなので普通のサイズのpcケースであれば問題なく使用可能だと思います。
横長はちょうどMicro ATX サイズのマザーボードと同じくらいです。
性能について(FHDの場合)
CPUはRYZEN 5 2600 メモリーは16Gb(2666MHz)
自分が所有しているゲームについてのみですが触れていこうと思います。
・MONSTER HUNTER WORLDの場合
ゲームのグラフィック設定に気を配る必要がありますが、全体的に高設定寄りで平均60FPSを達成できました。
もちろん中設定だとFPSはもっと上昇します。
感覚ではps4版よりもワンランク上の画質設定で遊べるといった感じです。
・Apex Legendsの場合
高設定寄りで平均60FPSでプレイ可能です。
・Fallout4の場合
modをかなり入れてプレイしていましたが、平均60FPS出ていました。(グラフィック設定も高)
森林modといった重いmodを使うと流石にFPSが下がりましたね。
まとめ
いかがだったでしょうか。Steamのゲームを眺めていても、必要スペックの最低条件は満たしていることが多いので、現在でも使用できる性能は持っていると思います。(FHDでの環境に限ります)
WQHD画質などのディスプレイを使用中の方はあまりお勧めできません。素直に上位機種をお勧めします。
またradeonグラボはDirect x12に強いといわれており、ゲームによってはライバルのGeforse GTX1060 6gを引き離す性能を発揮する場合もあります。
まだDirect x11が主流の現在ですが今後はx12が普及していくと思います。(想像ですが)
今後の活躍も見込める、そんなrx480。グラボが高騰している現在(2021年2月時点)費用を抑えてpcを組みたい方、一応のつなぎとしてグラボを探している方、サブpcのグラボを探している方など、購入されてみてはいかがでしょうか。