描き味は優秀、センサー式サイドボタンは微妙 apple pencil 2th
先日やっと11インチにステップアップさせることができたipad pro
appleタブレットを入手したならばぜひ使いたいアクセサリー、それがapple pencil
ペン入力を使わないなら、androidタブレットでもいいわけです。
今回はappleタブレットに必須?なapple pencilについてレビューします。
apple pencil 2thのメリット
- 本体に磁力でくっつく、スマートな充電
- 前作にはなかった、サイドボタン機能装備
- 筆圧検知、精度はピカイチ
- 社外品アクセサリーが豊富
- サラサラした手触りで滑りにくい
- Amazonでセール対象になる
デメリット
- 充電しないと使えない。バッテリー劣化は避けられない
- 対応機種が限定される
- 12.9インチiPad Pro(第3世代、第4世代、第5世代、第6世代)、 11インチiPad Pro(第1世代、第2世代、第3世代、第4世代)、 iPad Air(第4世代、第5世代)、iPad mini(第6世代)
- 高額
- サイドボタン機能が使いにくい(センサー式はキツイ…..)
- 純正でフェルト芯がない(滑る)
×:サイドボタン機能が使いにくい
初代ペンシルにはサイドボタン機能はありませんでした。
第2世代になって、センサー式のボタンが実装されました。
最初の印象としては新鮮な操作感で、最先端でかっこいい
が、
長時間使っていると、液タブを使っている時以上に指が疲れてきました….
原因はダブルタップで動作する仕様にあります。
例えばツール切り替えで消しゴムを割り当てるとします。
すると切り替えのたびに、指で2回も側面をタップしないといけません。(しかも場所がずれると無反応)
じゃあワンタップで切り替えできればいいのか、というと微妙。
恐らく誤動作が頻発するでしょう。
これは果たして、慣れの問題なのか?
使い倒そうとすればするほど、疲労の蓄積が加速します。
結果ペンシルの機能はオフにして、左手デバイスを用意。
機能の切り替えはそちらに任せるという結論に至りました。
センサー式、見栄えはいいんですけどね…..。実用性は物理ボタンだなぁと思いました。
△:充電式
apple pencilしか使ってない、という人からすると「そんなものだろう」と考え、デメリットに感じないかもしれません。
しかし液タブも使っている身からすると、いまだに充電式なのか…と感じてしまいます。
中華液タブでさえ充電不要なペンがスタンダードになっています。
そろそろ充電式、やめませんか?
久しぶりに描こうとしたとき、まず充電からしないと描けません。
使っていないのにバッテリーを消費するのも厄介……..
〇:精度はピカイチ
主に使用している中華液タブのxp-pen artist pro 16 2thよりも、ペン精度は優れていると感じました。
ペンを傾けてもズレがないのが良い。
またipad proはリフレッシュレートが120Hzなので、描画の追従性も優秀。
液タブで同等の機能を求めるとワコムのハイエンド機しかないのでは?
それほどペン性能およびipadの液晶性能は高レベルです。
まとめ
これしかないから使っている
これに尽きます。
充電式なのは妥協できますが、サイドボタン機能だけはぜひ改善してほしい…..
絵に集中している時に、ダブルタップなんていちいちやってられません
(しかも場所が違うと反応しない….)
たまに振動を感知して誤反応……ツールが勝手に変わって戸惑います。
ここだけは物理ボタンにしてください……
しかしこれのおかげで後継機種にあるスクイーズ機能への憧れが消え失せた、というメリットもありました。
描写性能に関しては文句なし。
画面が滑るので液晶フィルムで対策は必要ですが……
エッチングガラスを採用した、安いipadがあればいいんですけどね……
液晶フィルムは画像が劣化するので、個人的には嫌いです…..(せっかくのP3ディスプレイが台無し)