未来のスマホの形
先日iphoneの発表会をするスティーブ・ジョブズ氏のyou tube動画を見ました。
偶然おすすめに出てきたので、なんとなく見てみたわけですが、未来のスマホを考えるきっかけになりました。
というわけで自分が勝手に妄想する未来の形のスマホについて、書いてみようと思います。
iphoneの発表会から
プレゼンなどのお手本として有名なスティーブ・ジョブズ氏の発表会ですが、今回はその点ではなく具体的な内容について注目します。
発表会では操作方法について触れられていました。
当時は物理ボタンを備えた、いわゆるガラパゴス携帯(ガラケー)やQWERTY配列を備えたブラックベリーなどが市場を席捲していました。
スティーブ・ジョブズ氏はそこに異を唱え、改善が必要だと考えたといいます。
これらの物理キーボードに依存した端末だと、アプリケーションのデザイン設計が不自由になり、操作も直感的ではないといいます。
そこでマルチタッチパネルを開発し、自由なアプリ設計と直感的な操作を達成することができたとしています。
つまりiphoneが優れた端末として注目されたのは、一つに操作方法の改良が大きく関与していると考えられます。
次の新たな操作方法とは
以上のことから技術的に成熟期に入っていると思われる今のスマホの、次の進化は操作方法の変更にかかっているのではないかと考えます。
そこで自分が連想したのは視線によって操作を可能にする技術です。
最初にこの技術を知ったのは、EOS R3というcanonのミラーレスカメラでした。視線入力によってAF入力を可能にしています。
また視線入力について少し調べてみると、手が不自由な方向けにこれらの技術が開発されているようです。
またスマホなどの小型端末に採用するための研究も進んでいるようです。
視線入力によるメリット
自分が考えるメリットは以下の通りです
- 手が濡れていても端末を操作できる。→雨の日も手を拭かずに操作できる
- 眼鏡型デバイスにて、物理ボタンに頼らない柔軟な操作ができる。
- 離れていても操作ができる。→料理中にページをめくるなど
- 端末が大きくなっても、指を無理に動かさずに操作できる。→大きいスマホの操作にバンカーリングなど不要になる
- 画面のサイズに依存しない操作が可能。→画面外にも操作エリアを作ることができる。
視線入力のデメリット
- 常時センサー起動が必要なため、消費電力が増加→固体電池の開発によって解決?
- 文字入力は手入力の利便性が勝るかもしれない
- 誤検知による誤動作の可能性
- 目の疲労
まとめ
今回は未来のスマホについて自分の妄想をもとに書いてみました。
個人的には今発売されているスマホの多くは、カメラ技術や無駄に高性能なCPUを搭載するばかりで面白みがないと感じています。
まるでガラケー末期の再来。
この状況を打破してくれる技術の一つに、この視線入力があると思います。
最初はタッチパネル操作の補完的な役割で搭載されると思いますが、将来的には視線入力が当たり前の世の中になっているかもしれません。
こんな未来を楽しみにしながら、今日も自分は型落ちのボロボロスマホを頑張って使っています。