軽い装着感と伸びやかな高音を併せ持つヘッドホン、AKG K712pro
こんにちは、イラストばかり描いていてこちらの更新は久しぶりになってしまいました。
今回はヘッドホンをレビューしたいと思います。AKGのヘッドホンK712 proになります。
中古で購入後、使用期間は約1年くらいです。
もちろんハイレゾ音域にも対応してます。
iphoneなどのスマホでも十分な音量が得られます。
AKG K712proの利点
- 開放型のため伸びやかで抜けのいい高音を味わえる
- 軽量で疲れにくい(235g)
- 劣化しにくい素材で安心(イヤーバットの部分など)
- 比較的入手しやすい価格
外観
蛍光色のオレンジがいいアクセントになってます。
ヘッドホンユニットは網目状になっており丁寧につくられています。
ヘッドバンド部分のパーツにはヘアライン加工がされていて高級感があります。
ヘッドバンド部分はおそらく本革。
うすい刻印がされてます。
イヤーパットはベロア素材が使われています。
ファッションにも使われることがあり、肌触りは快適。
合成皮革のように加水分解による劣化の心配がない点もgood。
長期間の使用に向いています。(もちろん劣化なし、ではないです。)
中古と新品価格の差がそこまでないのも、この点が関係しているのかもしれないです。
私はいままで合成皮革のヘッドホンの使用経験もあります。
確かに装着性はとてもいいのですが、年単位で使っているとボロボロになってきます。
とくにヘッドバンド部分がボロボロになると絶望。
交換するにしても、純正は高額です。サードパーティ製にすると音質が若干変わってしまうこともあります。
ケーブルは着脱式ですが端子は少し特殊。
なのでsonyのケーブルなどを使うことはできません。
バランス接続は原則非対応。(改造すればできるらしい…..)
ヘッドバンドは装着するだけで自動で長さを調節してくれます。
伸縮性のあるゴムで適度な長さに調節しているようです。
装着前の長さ調節は不要です。
音質(pc経由、sony pha-3を使用)
- 伸びやかで抜けのいい高音
このヘッドホンの特徴の1つがこの抜けのいい高音。
後述する低音の特徴も相まって、女性ボーカルが際立って良く聴こえます。
特にハイレゾ音源だとより分かりやすいのかなと感じます。
- 低音は控えめだが、ちょうどいいバランス
空気を震わすような低音は出ません。
低音重視の方は向かないヘッドホンですね。
ただしっとりとした低音でスカスカというわけではなありません。
楽器そのものが持つ低音を再現している感じです。誇張せず自然な低音を再現する、そんなヘッドホンと感じます。
まとめ
高音寄りのバランスのいいヘッドホンです。
快適な装着性と相まって疲れにくい点もおすすめポイント。
価格もお手頃、頑丈な素材も使われており長期間の使用が可能、コスパにも優れたヘッドホンです。
皆さんも一家に一台いかがでしょう?
ちなみにsonyヘッドホンアンプPHA-3とこのヘッドホンの組み合わせで10万セットです。(中古で)