快適ゲーム生活、ミドルクラスおすすめグラボ(中古)レビュー:GeForce gtx1080 8GB




今回も前回に引き続いてグラフィックボードを取り上げたいと思います。

GeForce gtx1080です。前世代モデルで中古でしか入手できませんがフルHD画質であれば、ほとんどのゲームの推奨スペックをクリアできる性能をもっており、おすすめです。

今回購入したのはMSI GTX 1080 AERO 8G OC、外排気モデルとなります。

(中古の外排気モデルは他製品と比べて安いと感じるのは自分だけ?)

※外排気・・・PC内の空気を取り込みGPUを冷却、その後外に排気する仕組み

この商品を購入した理由

  • あらゆるゲームを高画質でプレイ可能
  • 中古価格が少し安い(最近のグラボ高騰で中古グラボも値上がり気味?)→参考2.5万~4万円台くらい→2023/12時点で1.5万円台
  • VRAMが8GBと大容量
  • 電源が8ピンと省エネ

外見

gtx1080

外排気モデルなので前面にシロッコファンが一つ搭載されています。

バックパネルはありませんがその分本体は軽く、マザーボードへの負担が軽減されます。

サイズはコンパクトで通常のケースであれば搭載可能だと思います。横長はmicroATXマザーボードから少し、はみ出すくらいです。

gtx1080

側面は8pinの電源差し込み口とロゴ、SLI端子といったシンプルなデザインです。使用中はmsiの文字のみ白色に点灯します。

こんな高性能なグラボにもかかわらず、電源が8pinで済むのは驚きです。

※SLI・・・・グラフィックボードを2機連結させるときに用いる。SLIには専用のパーツが必要です。

gtx1080

旧世代のグラボなのでDVI端子×1、HDMI端子×1、Display port×3と幅広い接続規格に対応しています。

古いモニターでも安心です。

自分はいままでHDMI 2口とDVI 1口で使っていたので、新しくDisplay portケーブルを用意しました。

静穏性について

・そんなに気にならない(負荷時少し音はする)

外排気というと熱がこもりやすく、ファンの音がうるさいという意見をよく聞きます。

自分もそれを承知で購入したのですが、思ったより静かで安心しました。

たしかに重いゲームを動かすとブーンといったような少し重い、ファンが回る音はします。

しかし耳を刺激するような音ではないので注意して聞かないと気にならないレベルです。

(ただ以前使っていた内排気のrx480よりは音が大きい…)

もちろん動画視聴など低負荷の状況ではほぼ無音です。(pcのケースファンの音のほうが大きい)

※あくまでこのモデルについてです。他のモデルの外排気についてはわかりません。


ゲーム性能について(FHDの場合)

CPUはRYZEN 5 2600 メモリーは16Gb(2666MHz)

  • MONSTER HUNTER WORLDの場合

ほぼすべて最高設定にしても余裕で60FPSが出ます。(あまりの性能向上に感動)

なのでさらなる上の画質で楽しめる「High Resolution Texture Pack」を導入してみました。(FHD環境だとあんまり実感できないかも)

これでも60fpsは維持し、快適さに変化なし。流石かつてのハイエンド、素晴らしいです。

ちなみにこの Texture PackはVRAM8GB以上が推奨されています。このgtx1080はそれも満たしているので安心です。

最高設定はグラフィックが綺麗なので、狩場の散歩が捗ります。

  • Apex Legendsの場合

このゲームは前回使用したrx480でも十分60fpsが出ていたので変化はあまりありませんでした。ただ100fps以上を目指す場合は大きな差が出ます。

gtx1080では最高設定で100fpsくらいは出ていました。状況により下回ることがあったので、fps重視であれば設定を工夫する必要がありそうです。

ただゲーミングモニターに多い144hzを安定して出すには少し、しんどいです。グラフィック設定を下げる必要があります。

自分のディスプレイは最高で60Hzまでしか表示できないので気になりません。

(追記2023.11)WQHDディスプレイの使用

最近アクセスが多いので、WQHDディスプレイでの使用感想について触れようと思います。

cpuは上記と同一です。

主にAPEXをプレイしますが、当たり前ですがFPSの数値は下がりました。具体的には100FPS以下の状況がほとんどです。壁に張りつくなど負荷が少ない場面だと120以上は出ます。

マップ移動や戦闘になると70~80FPSを行ったり来たりします。ですが60Hzを下回る場面は少なく(ほぼない)、ライトに遊ぶには十分な性能です。

ただ安定して120Hz以上たたき出すには厳しいので、ある程度FPSが欲しい方は別のグラボを選択するとよいでしょう。

近い性能のグラフィックボード

新品で入手可能なグラフィックボードでいうと、大体RTX2060と2060superの中間ぐらいの性能といわれています。(ゲームによって変わります)

※2021年3月現在

まとめ

gtx1080はFullHDディスプレイで60hzを出す条件であれば、どんなゲームにも対応できるグラボです。

今回の紹介では自分の使用環境がCPU、RYZEN 5 2600ということで全体的にfpsが出にくく、グラボの真価を発揮できないのが残念なところです。

上位のCPUやIntelのCPUをお使いの方はこれ以上の性能を発揮してくれるのではないでしょうか。




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