重厚な金属製、上質な使い心地、シャーペン紹介:rotring 800 /0.5mm
こんにちは!
今回はドイツ発祥のメーカーrotringのrotring 800というシャーペンを紹介しようと思います。
ロットリングというと低価格帯でロットリング600などがありますが(2~3000円くらいはしますが)、本記事で紹介するシャーペンはその最上位モデルとなります。
ロットリング800の利点と特徴
- 高額シャーペン(約5000円で購入可能)※2021年 3月現在
- デザインが素敵
- ペン先は繰り出し機構
- 重いシャーペンで筆記時のブレ防止
外見
ロットリングというと黒地モデルが多いのですが、800ではシルバーモデルがあります。せっかくなので今回はこのシルバーを購入しました。
ペン先を収納できるので、落としてもペン先が曲がるリスクが軽減されます。(重量のあるシャーペンは特に注意)
胸ポケットに入れていても衣服を傷つけることがないので、安心ですね。
なのでとりあえず一本持っていくとなれば、私はこのシャーペンを選びます。
クリップ上面にはrotringのロゴが刻印されています。側面にもロゴなどが印刷されているのですが、使っていくにつれて剥げてしまいます。
刻印は消えることがなく、「自分はrotringを使っている」という実感も得られるというメリットがあります。
クリップ自体は結構固めですね。コートなど厚い生地に挟むのは難しいので注意が必要です。
赤いラインがある部分を回転させるとペン先を繰り出せます。
この繰り出し機構がまた気持ちがいいんですよね…。回していくとカチッとした感触があるのですが、それが楽しくて無意味に回してしまいます。
(昔流行った?無限プチプチを思い出しました)
ペン先を繰り出した状態。金色でとても高級感が溢れています。
グリップ部分はローレット加工になっています。店頭でrotring 600を触ったことがあるのですが、こちらはそれよりも滑らかなものになっています。
少し指に力を入れるとグリップしてくれます。
ペンの後方を少し分解。消しゴムをはめる金属のスリーブにもローレット加工がされていて、細かなところにもこだわりを感じさせます。
ついでにペン先も分解。びっくりしたのはねじ部分も金属製であるということ。多くのシャーペンはプラスチック製なことが多いです。
プラスチック部品を探すのが難しいくらいに金属が多く用いられています。
見えにくいかもしれませんが、日本製です。
ふと思ったのですが、ペン類は他の製品とは違い日本製が多いなと感じました。以前取り上げたオレンズネロもそうですし、手元にあるgraph 1000というシャーペンも日本製です。
少し誇らしいです。
こうやって並べてみると、シルバーも悪くないのでは…..
注意点
- 金属製ゆえに重量級
まず重さについてですが、結構ズッシリときます。日本の多くのシャーペンは軽量なものが多いので、初めて使う時は違和感を覚えるかもしれません。以前取り上げたオレンズネロよりも重いです。
また重心もペン先というよりも逆、クリップ側にあるように感じます。
筆圧をかけるような書き方をしてしまうと、重さも相まって疲れてしまいます。
なので力に任せて書くというよりはペンの重さに任せて筆記するという使い方がベストだと思います。万年筆の使い方とよく似ています。
シャーペンの芯も柔らかいものを使うといいかもしれません。
- グリップ部分が狭い
画像の通りグリップの範囲が狭いので、親指の腹あたりが本体の軸のラインに当たってしまうことがあります。
こういう時は大抵親指の位置がズレてしまっています。持ち方に気を付ければそこまで障害にはならないと思います。
一応気づきとして書いてみました。
まとめ
現在rotringシリーズには多くの製品がラインナップされています。
このロットリング800は金属をふんだんに使った贅沢仕様、癖になる回転繰り出し機構を備えた大人のシャーペンといえるでしょう。
その分価格も高額ですが、一生持っていたいと感じる品質の文房具です。
皆さんも人生のお供に一本、いかがでしょうか。
ちなみにシャーペンは使わないという方にはボールペンモデルもありますので、そちらを検討されるとよいと思います。
また先端がスタイラスになっていて、スマホのタッチペンとして使えるモデルもありますよ。
本記事で紹介したモデルはこちら
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ボールペンモデルはこちら
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