ASMRなら無線イヤホンの中では、最適解かもしれない。ZE500 for ASMR 3D レビュー
癒しを求めて……
実はASMRというジャンルに数年前ハマっておりまして、更なる癒しを求めてイヤホンを漁っております。

asmrイヤホンたち
finalというメーカーはこの分野になぜか注力しており、優先・無線イヤホンにおいて、多様なモデルを販売しています。
今回はZE500というイヤホンをベースとした、ASMRイヤホンが発売されていたので購入しました。
他のASMRイヤホンと比較しながら紹介していこうと思います。
本モデルはAmazon限定(2025/11:時点)となります。
ZE500 for ASMR 3Dの利点
- 耳の中にすっぽり収まる極小イヤホン
- アプリ対応(細かい音量調整、ボタン・ガイダンス音の無効化)
- agモデルと比較し、高音の刺さりが改善されている
- 音の解像感が優秀(ASMRイヤホンとしては)
デメリット
- イヤホンが小さすぎて、ケースから取り出しずらい
- ケースが安っぽい
- 高音質コーデックに非対応
- 音楽のリスニングには不向き
- PD充電非対応(高出力充電器の使用はNG)
finalが販売するASMRシリーズ(無線イヤホン)の紹介
finalはサブブランドとしてagシリーズを展開しています。今までASMRイヤホンといえば、そのブランド名でリリースされていました。
主に2つのモデルが展開されており、ASMRイヤホンとASMR 3Dがあります。
前者は超近接音場に特化したモデル、後者は近接3Dに特化しています。
今回紹介するZE500 for ASMR 3Dは本ブランドとなるfinalから発売されています。
finalのラインナップである、ZE500がベースになっているので、アプリに対応しました。
また後述の通り、音質の進化も感じました。

◎:高音の刺さりが改善され、レベルアップした3D ASMR音質
これだけで、このイヤホンを購入して正解でした。
前機種に当たるagブランド(final)から販売された、3D ASMRと比較すると進化を感じました。
大きな違いは、高音の刺さりが減ったという点です。
前機種では3Dの分離感を意識してなのか、音が細く高音に刺さりを感じていました。
音源によってはチリチリ感というんですかね….あれが苦手でした。
このZE500 ASMR 3Dでは全体的に音が太めになり、密着感を感じやすくなりました。
それと同時に3Dならではの音の分離感も微かに感じます。
全体的には絶妙なチューニングができていると感じます。
agのASMRモデル(3Dなし)だと、高音の刺さりは無いものの、解像感が今一つでした。
ゴワゴワ感が強すぎて、立体感を感じなかったので使っていません。
今回はagのASMRモデル、3D ASMRモデルの中間を埋めるようなチューニングになっていると感じます。
個人的にはドストライクな音です。
今はこれしか使っていません。
△:高音質コーデックに非対応
対応コーデックはAACとSBCのみとなります。
出来れば高音質コーデックに対応してほしいですね。
そうすれば更なる没入感を得られるのではないか、と考えてしまいます。
後継機種に期待するしかないですね
◎:アプリでイヤホン操作を無効化できる
最初に述べた通り、このイヤホンはとっても小さいです。
なのでイヤホン本体をつまむために、タッチセンサーを頻繁に触ることになります。
もし無効化できなかったら、誤動作連発でしたね。
アプリで無効化できて本当に良かったと思います。

ちいさい
まとめ
これまで2機種(有線E500を入れると3)使ってきましたが、個人的には今回のイヤホンが一番良いと感じました。
もちろん聞く音源によって評価は分かれますので、万人が納得するかはわかりません。ASMR界はシビア……
最後にこのイヤホンと相性がよいと思う、音源を紹介して終わろうと思います。
(ニコニコ動画でも活動されており、そちらは対象年齢高めです….)
