マウス操作もできる、薄型キーボード Thinkpad trackpoint keybord Ⅱ レビュー

Thinkpad trackpoint keybord Ⅱ

普段はサブPCで動画を再生しながら、メインPCを使うことが多い自分

しかし本体は少し離れたところにあるので、キーボード操作に課題がありました。

そうなるとマウス操作と文字入力が同時にできる外部キーボードが欲しくなります。

今回trackPointを備えた、thinkpadのキーボードを導入してみました。

本当はノートPCのようにトラックパッドを搭載したキーボードが欲しかったのですが……

まともな選択肢がなく…..妥協して今回のキーボードを購入してみました。

(富士通の外部キーボードが安かったらなぁ…….)

Thinkpad trackpoint keybord Ⅱの利点

  • trackpoint搭載で文字入力とマウス操作が一台で完結
  • ギリギリ頑張れば買える値段(一万円前半)
  • たわみがなく、安定感がある
  • 充電式で薄い
  • bluetoothと無線アダプターの両対応
  • windowsとandroid対応
  • 日本語専用設計のキー配列で扱いやすい
  • キーストロークは必要十分
  • ipadでもマウス操作は可能(使いづらい…..)

デメリット

  • trackpoinの操作に癖がありすぎる
  • 意外と重い(600g台)
  • 内臓スタンドの作りが貧弱
  • クリックボタンが平らで、ブラインドタッチが難しい
  • キー文字が印刷(消える可能性あり)
  • FnキーとCtrlキーの配置が逆(win設定で変はできるが…..)

外観

Thinkpad trackpoint keybord Ⅱ

THE業務用と言える、落ち着いたデザイン

車のダッシュボードのような質感。

傷にも強そう

本家、ノートpcのデザインを踏襲してます。

パット見安っぽさは感じません。いいのではないでしょうか

オシャレなapple製品とは違った良さがあります。

Thinkpad trackpoint keybord Ⅱ

 

○:trackpointでマウス操作が可能(希少)

Thinkpad trackpoint keybord Ⅱ

このキーボード最大の特徴がこの赤いtrackpointです。

指で傾けることでマウス操作ができます。

右、左クリックはスペースキー下のクリックボタンを使用します。

スクロールは中央のクリックボタンとtrackpointを併用します。

主な操作がキーボード一台で完結できる点は便利です。

△:操作の癖がすごい、trackpoint

しかし使いやすいとは限らない。

正直タッチパットの方が使いやすいと思います。

前画面に戻る、という操作がこのキーボードだとショートカットキーに依存します。

またスクロール操作も2つのパーツを同時に操る必要があるので、辛い…..

「指を大きく動かさなくてもマウス操作ができる」メリットとして紹介されたりしていますが、

正直タッチパットとそんなに大差ないように感じます。

結局どちらもホームポジションから指をずらすことになります。

それならスクロールも拡大縮小も戻る操作も、スマホのように操作できるタッチパットが方が楽です。

ただ使用していると、だんだん癖が分かってきますので当初よりは扱えるようになりました。

まずは下記の2点を意識するとよいのかなと思いました。

・windows設定で、カーソル移動移動速度を調節する

・スクロールをするときは、trackpointを動かす→クリックボタンを押下の順で操作するとスムーズ

※ただしbluetooth接続だとうまくいかない。

bluetooth接続すると使用感が変わるのが気になりました。

特にページスクロール。

なぜかスクロールの微調整ができない。(スクロール操作自体は可能)

個人的にはトングル式での接続がおすすめです。

Thinkpad trackpoint keybord Ⅱ

bluetoothマーク側にスライドさせるとペアリングモードになる

△:ipadでもマウス操作できる

ipadでもtrackpointが動作しました。

ただしカーソル移動のスピードが遅ぎて辛い。

設定で最速にしても遅いです。

またページスクロールもなぜかカクカク。

あくまで緊急用で、常用できるとは言い難いとおもいました。

○:日本語専用キー配列

USキー配列を無理やり日本語化させた、ノートPCのキーボードとは大違い。

エンターキーとバックスペースキーが打ちやすいサイズで○

pgup/pgdnが邪魔なのと、fnとctrlキーが逆なのは何とかして欲しいですが…

また慣れの問題かもしれませんが、若干キーピッチが狭いような気がします。

vaioノートパソコンに慣れているからか、若干違和感を感じます。

やはり日本メーカーのvaioはキーボードが打ちやすいと感じました。

まとめ

外部キーボードは山ほどあるのに、なぜかタッチパットを備えている製品は希少。

需要がないのでしょうか?

意外とタブレット端末とも相性がいいですし、需要はあるの思うのですが。

現状においてはマウス操作ができるこのキーボードは、他のキーボードと比べても優位性があります。

決して扱いやすいとは言い難いですが、複雑な操作をしないネットサーフィン程度であれば問題ないと感じます。

ただtrackpointの操作性はまだ改善の余地があると思います。

クリック操作をtrackpointに割り当てるというのもいいのではないでしょうか

ぜひおまけ機能ではなく、メイン装備としてアピールできるほど煮詰めてほしいなと思います。

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